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ホームズの心理学講座! 第3講

皆様こんにちは、ホームズです。

 

今回は前回に引き続き、心理学の研究法について説明していきたいと思います。

 

前回の講義では研究法の2つ、実験法と質問紙法を説明しました。

前回の講義をまだ見ていないという方はこちら↓↓↓

holmes4869.hatenablog.com

では早速講義に入っていきましょう。

 

④観察法:当人に尋ねてもよくわからない、実験を行えるほど変数を明確にできていない場合にこの観察法を使います。環境設定などを実験室の中で決めてある統制された条件のなかの行動を観察する場合と、普段から生じている場面でなるべく邪魔しないように観察する場合があります。最近では、ビデオカメラを使って観察することがありますが、必ず許可を取らなければならず、見られているという意識を対象者に感じさせないことは難しいです。

映像や言葉による記述を数値化する工夫は他の方法と変わりません。ほとんどが観察者が評定したり特定の行動を数えて数値に直して分析します。が、観察法には観察者の主観が入ってしまうことが欠点でもあります。

 

⑤面接法:面接法はその名の通り当人に質問して、口頭で答えてもらいます。面接法の場合、話し言葉であり、質問者とのやりとりが可能であるため質問の意図を十分に理解し、言葉足らずの部分は補ってもらうことも可能です。

構造化面接は、あらかじめ設定した質問をあたえて、その答えを記録していく手法で、非構造化面接は、ある程度聞きたいことの設定はしているが聞き方は自由な手法です。

また中間に半構造化面接がありますが、この手法は、一定の質問をしますが、よくわからんければある程度聞き方を変えてもよい手法です。

 

前回の記事で研究法の残りはあと2つと書いてしまいましたが、私の勉強不足であとさらに2つありました。

 

⑥心理テスト法:心理テスト法とは一定の刺激を対象者に与えて、それに対する応答・反応を記録するものです。心理テストにはきわめて多くの人に施行した結果が整理されて標準的な応答がわかっています。その応答の種類や程度によってその人の知能や性格などを分類し得点化できます。

 

⑦生理学的方法:近年、生理学的方法により心理学的働きの生理面を測定して、より客観的な指標を得る手法が発展してきています。皮膚温度、皮膚電気反射、脳波、脳内の活性度合いなどが測定可能です。

 

これで全ての研究手法を紹介しました。心理学のデータはこれらの手法を用いて実験・研究されています。その中から嘘をついているときは右上に目が泳ぐとか言われるようになっているんですねぇ。

 

それでは次回の講義をお楽しみに!